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2018-01-14

ホーリーバジル・トゥルシーの個性


ハナサカーラでは、本格的にトゥルシーに関わらせていただくようになって、
7代目のトゥルシー達ですが、昨年は6種のトゥルシー達のお世話をさせていただきました。
それぞれの個性はとても豊かで、香り・成分・姿・食味・成長するのに費やす時間・表現の仕方においても多彩です。
品種についての定義も様々で、私たちなりの関わり方というくらいにとどめておこうと思います。
種については、とても交雑しやすく、周囲の環境とのバランス、影響を踏まえ、毎年収穫後に、全株を畑から離させていただいています。
自家採種させていただいている種達と、信頼できるところで採取された種のみを、毎年大地に降ろさせていただいています。

お届けさせて頂いている、ホーリーバジル茶のトゥルシー達を紹介させていただきます!

クリシュナトゥルシー

圧倒的な存在感です、紫色を放ち、背丈は150センチ程までに成長します。その姿はクリシュナ神そのもの感じさせていただくことができます。
力強い芳香にしっかりとした苦味成分 紅茶のような洗練された味わいも残ります。」


ヴァナトゥルシー

野生のホーリバジルとも伝えられるこの方は、ホワイトトゥルシーの中でも群を抜いてエネルギッシュです。
成長するのにもじっくりと時を費やし、大地からの力を変換していきます。個性あふれるスパイシーな芳香に
ピリッとする食味はとても個性的です。葉はとても大きく、茎もしっかりと木質化します。



オオヤトゥルシー

日本では一番ポピュラーに見られるようになった、OYAトゥルシー
大矢泰司さんがインドにてトゥルシーの研究に関わられていた頃に新種としてハイブリットの種として公認された品種
寒さにも強く クリシュナ ヴァナ ラマそれぞれが調和して生まれたようなバランス感を表現してくれます。
成長時 葉の裏には強くクリシュナ性が紫として現れます。洗練されたスパイシーさに、すっきりとした強い芳香を感じます。



アムリタトゥルシー

こちらはラマ種のハイブリット種になります。気品ある芳香に、あまりに繊細なエネルギーは、とても高貴な女性性を感じます。
成長と共に、繊細さに芯の強さが通り ラマ種にクリシュナ性の糸が突き抜ける感じさえします。
ホワイトトゥルシーとブラックトゥルシーの交わりの現れです。



カプールトゥルシー

こちらは、以前『ひだまりむすひ』という屋号で、ホーリーバジルと関わっていた頃からのお付き合いです。
今年のお茶には入っていませんが、ホワイトトゥルシーの代表的存在、リナロールの中枢のような、甘く優しい芳香は
畑から遠くでも感じるくらいに癒してくれます。芳醇な香りのうえ、ホワイトトゥルシー特有の薬草的な食味も抜群です。
寒さにもとても強く、日本の風土にしっかりと合わさります。

昨年育ってくれた、この4種をの個性を生かすための乾燥方法と、植物全体のすべての部分を合わせ、夜中の間に作ってくれた成分を
植物内に残した状態で、摘ませて頂いた花芽を 祈りと共に、必然と偶然を持って調合させて頂いています。

この種の分類も、育つ環境 気候 大地 気 関わりにより、全くオリジナルな表現を感じさせてくれます。カテゴリーよりも
大切な関わり方、リスペクトの上に、そこに神聖として現れ、ご縁いただいた皆様に、お茶としてお届けさせていただくことにより
皆様を介して、クリシュナ性が広がりますことを、ホーリーバジル達も望んでいるような気がします。

ホーリーバジルのご縁に心より感謝いたします。

 

 

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